「借入すれば安心する」——その行動が、会社を追い込みます。
先が見えない恐怖は、正しく見ることではじめて消えます。
資金が苦しくなると、人は「借入で心を落ち着かせよう」とします。本業回復ではなく、調達活動に意識と時間が吸い込まれていく。——これが罠です。
「経理に頑張ってもらおう」と考える社長は多い。でも今の局面では12ヶ月先の資金繰り表が必要です。これは、これまで当月・翌月分しか作ってこなかった経理には荷が重すぎます。
経理のせいではありません。教わる機会がなかっただけです。
今すぐ対応できる実務のプロに、根拠のある資金繰り表を作ってもらうこと——それが社長の今すべきことです。状況が正しくわかったその時から、教育・訓練を始めればいい。
「では、今すぐ動ける実務のプロとは、誰に頼めばいいのか」——私がお答えします。
私、佐藤がやっていることは、大きく二つの仕事で成り立っています。
一つは「読んで、話す」仕事です。採算構造を読み解き、銀行に伝わる言葉で説明する。資金繰りが厳しい時、銀行は「なぜそうなったか・これからどうするか」を数字で語れる相手には姿勢が変わります。
もう一つは「実際に動かす」仕事です。資金繰り表を毎月・毎週、現場の数字と照らし合わせながら更新する。「先週と今週で何が変わったか」が常にわかる状態を維持する。予測が外れたならその理由を掘り下げ、次に活かす。
この二つが揃って初めて、社長が手を焼いている「採算・資金繰り・銀行」の全部を引き取れます。どちらかだけでは、本当の意味で「番頭」にはなれない——そう私は考えています。
資金繰りの悩みで、社長を一人にしません。
合同会社Properly
代表社員:佐藤 崇
本社所在地:東京都練馬区下石神井四丁目
前職の後半は、本社で事業再生を担当していました。資金繰りが行き詰まった中小企業の現場に入り、立て直しを支援する仕事です。
そこで繰り返し見てきたのは——「もっと早く動いていたら、救えた」という場面でした。
その経験が、今の仕事の原点です。