創業者であっても2代目・3代目であっても、営業、現場、経営管理の三つ全てに高いスキルを持つ方は非常に珍しいものです。
営業は得意だけど現場のことがよくわからない。現場のことは理解できるけど、経営管理は未知の領域。
そんな中小企業の社長、2代目・3代目社長の方々に共通する難題が「お金の管理」です。
中小企業経営において、「資金ショートに怯えること」はどうしても避けて通れない要点です。しかし、その視点で実務に取り組んだ経験は、実はなかなか得ることができません。
私のサイトでは「中小企業の資金管理について」詳しく話ししています。資金繰りに関する具体的なアドバイスや成功・失敗事例を通じて、あなたの経営に新しい視点を提供できるかもしれません。
ぜひ一度ご覧になって、お気軽にご相談ください。
中小企業の未来を共にサポートいたします。
資金繰り管理に種類があるの?
初耳だと思います。
実務のやり方に着目して中小企業では2つのやり方があります。
(予測根拠)請求書・請求書控・手形・契約書などから
(予測範囲)主に請求書の発行・到着している範囲なので1~2ケ月
(向く会社)売上と仕入・原価が安定的に推移している会社。
資金量も比較的豊富な会社に適している。
(予測根拠)結果が出ているものは請求書・請求書控・契約書など
未来の数字は
「着手済みだが請求書未発行」は予算などから月毎に想定。
「契約済・未着手」も同様。
「契約見込み先」は営業の見込み先リストを中心に。
(予想範囲)12ケ月先まで。
計画の作成状況によっては24~36ケ月先までも可能。
(向く会社)安定した売上がない会社。
1つ1つの案件に個性があって、その1つ1つの売上・粗利を
きちんと見定めないといけない会社。
まず社長にして頂きたいのは、御社の実情が今どういう管理をしているかを確認することです。御社に合ったやり方をしているの?
一番多いミスマッチは
経営層としては②をしたいのに、担当者は①をしていることです。
なぜこんなミスマッチが多発するか、明確な理由があります。
足し算・引き算でできる①以外の管理を学ぶ機会が日本ではほとんどないのです。そんな彼らにとって、資金繰り管理は①の1種類しか存在しない。
それを数字として裏付けるのが、下のグラフです。これは私たちが別サイト内で実施したアンケート結果です。
約2/3の中小企業で「3ケ月先までの資金繰り表しか作れない」。
これが中小企業の実力値です。
ここで是非知っておいて欲しい、事業承継の成功例があります。
有名な家具小売りのイケアですが、経営情報の共有がしっかりできていたことが事業承継成功の秘訣の1つと言われています。
今の御社はどうでしょうか?
中小企業にとっての重要な経営情報の1つ、資金繰り予測はどのように社内に存在し、共有されているのでしょうか?
本サイトの運営者「資金繰り管理屋さん」が相談を承ります。
創業14年、中小企業の資金繰り管理を支えてきた実績が豊富です。
なんで資金繰り管理で会社が見えるようになるって?
そう思われたのも無理もありません。
実は資金繰り管理は総合格闘技。
経営内部深くまで数字の根源を追うため、重要なことが見えてきやすいのです。
順を追ってお話しします。
資金繰り管理で重要なのは売上・売上原価・在庫の3つです。
固定費や約定のある銀行借入は比較的把握が容易で、重要度は低いです。
ではその重要な3つをどこまで追うのか。
売上・売上原価を例にします。
「財務」の役割だけで一部門有るような(割と大きめの)会社に勤められた方なら同感頂けると思うのですが、「紙やサーバーにある資料だけをまとめれば予測が出る」なんて仕事では資金繰り管理の仕事はできません。
多くの経営に重要なことを見渡そうとしなければ全うできない。
それが資金繰り管理に求められる姿なのです。
売上・売上原価・在庫で起きていることをできるだけ忙しい役員陣に一覧で見せるように調製・工夫する仕事、それが資金繰り管理です。
え?こんな情報、当たり前じゃないの?
そう思われた社長は、実は中小企業ではすごく恵まれています。
上述のイケアのように承継成功の要素とした「経営情報が共有できていること」が既に揃っている時点で1歩先を行っています。
でも多くの中小企業経営者は重要な経営情報の共有が出来ていないことに悩みを抱えています。
解決の糸口を「足し算・引き算型」ではない、経営管理連動型の「資金繰り管理の導入を軸に「経営情報の見える化」を始めてみませんか?
資金繰り管理屋さん®
合同会社Properly
代表社員 :佐藤 崇
本社所在地:東京都練馬区下石神井四丁目
前職では年の半分を地方支店でベンチャーキャピタルの営業、残り半分を本社で事業再生(ピンチな中小企業の資金繰り管理をずっと担当)で過ごす、というなかなか他にはいない経験を重ねてきた、と自負しております。