「これで合っているのだろうか」「間違えたら会社に迷惑をかける」——
誰も教えてくれないまま、手探りで続けている担当者は多い。
やめてほしいのは、あなたへの批判ではなく、あなたを守るためです。
↑ 「請求書が届いてから入力する」実務は、過去の記録にはなっても先読みにはなりません。資金繰り表の本来の役割は予測です。
📌 これ、私の実話です(笑)
「資金が足りない!なんでこうなってるんだ」と社長に当たられたことがあります。
正直、心の中では「私のせいじゃないじゃん」と強く思いました。理不尽さを感じました。
でも同時に、「もっと早く予測できていれば、こんなことにはならなかった」とも。
理不尽さと、スキルを上げなければという悔しさが、同時にやってきた瞬間でした。
担当者のあなたにも、似た経験があるかもしれません。
あれは「銀行が審査しやすい表」であって、御社のためではありません
日本政策金融公庫や金融機関が提供している資金繰り表のサンプル。ネットで検索して最初に出てくるものも、大体同じ構造です。あれは「銀行が会社の財務状況を分析するために都合がよい形」に作られています。
御社の実態とは合っていないことがほとんどです。毎月更新するたびに「これはどこに入れるのか」と迷い、更新が億劫になる——そのストレスの原因は、あなたのスキルではなく、フォームが合っていないことです。
── 良い資金繰り表の3条件
① 更新が苦でない——毎月サクッと回せる構造になっている
② 社長が見てわかる——説明しなくても、ポイントが一目でわかる
③ 御社の取引実態を反映している——入金サイト・支払手段・繁閑など
「この売上、どこまで入っているの?」
「あの現場の遅れ、反映されてる?」
——社長にそう聞かれるたびに、すべての説明責任があなたにのしかかります。
前提が表に書かれていなければ、社長はあなたに聞くしかありません。そしてもし読み違いやミスがあったとき、「報告しなかったあなたのせい」になります。それは理不尽に見えますが、構造としてそうなってしまいます。
「この数字の根拠は頭の中にある。聞かれれば答えられる」——これは担当者として最も危うい状態です。あなたが休んだとき、辞めたとき、誰も引き継げません。
3つの実務を変えることは、一日でできることではありません。でも、「予測・オリジナル・前提」という3つの軸を持つだけで、次に表を更新するときの意識が変わります。
頭でわかっていても、現場で変えるのは難しい。だから「現場に入って、一緒にやりながら変えていく」形のサポートを用意しています。
佐藤 崇(合同会社Properly)
「なんで私がここまでやらなきゃいけないの?」——担当者として、そう思いながら実務をやっていた時期が私にもあります。教えてくれる人もいないまま、手探りで資金繰り表を作り続けた経験があります。
だからこそ、担当者のしんどさが手に取るようにわかります。このページはその経験から書いています。